車酔い日記

車に酔ってスマホを触れない間に考えたことを書くブログです。

20231012 まだ見ぬマダミス

※ネタバレ注意

 

『マーダーミステリーパラドクス このひと夏の十五年』の体験版をプレイした。

store.steampowered.com

なんでも巷で噂のマダミスとやらをゲームで体験できるソフトらしい。グノーシアのマダミス版ということなのか。体験版のプレイ時間は3時間ちょっと。

基本的には事件が起こって捜査&推理のパートがあり、議論のパートを経て解決する、という逆転裁判ダンガンロンパに近い推理アドベンチャーなんだけど、マダミス要素として「密談」や「信頼度」といったものがある。

「密談」は各キャラクターと1対1で話すモードで、基本的にはここで各キャラクターの気になっていることや知っていることを聞き出して推理を進めていくことになる。誰が誰を疑っているとか、それぞれの知っていることをつなぎ合わせると新たな事実が浮かんできたりして面白い。

「信頼度」については各キャラクターにそれぞれ信頼度パラメータが設定されていて、間違ったことや疑われることばっか言ってるとそれが下がって自分が犯人にされたりするらしい。「密談」で面と向かって疑うような発言をすると露骨に警戒されるので、そのへんは慎重になる必要があるのだ。
正直体験版の段階ではリトライ回数以上の意味はあんまないというか、ダンガンロンパにおける発言力ゲージみたいなものかなと思った。ただ場合によっては疑われるリスクを覚悟で質問しなければ前に進まない状況とかもできそうなので、おいおいこのシステムが生きてくるのだろうと思う。

体験版では2つの事件をプレイできるが、どちらもそれなりに入り組んだ構成で、すぐに真相が分かるようなもんではない。少なくとも僕は分からなかった。一方で、解決に向けての誘導はかなり丁寧にしてくれるし、途中から言動が不審なキャラも出てくるので難易度は低めだと感じた。制限時間というか行動回数にもそれなりに余裕あるし。

あとはキャラクターデザインが好みなのと、ピアノを基調としたBGMが良かったのもポイント高かった。特に議論パートのBGMがいいんですよね。ゲーム全体の雰囲気にはシュタゲとかの2010年あたりの空気を感じた。
12月発売予定らしいので、ぜひプレイしたい。Switchも大型タイトルが出尽くしたところなので、楽しみなゲームができたのは嬉しいな。

 

しかし、マダミスってオタクみんなやってるよな。どういうものなのかよく分かってなかったんだけど、最近いろいろと見る機会があって、シナリオやロールプレイの凝った人狼みたいなもんだと理解した。自分が推理小説の登場人物になるかのような体験ができるらしいですね。めちゃくちゃ面白そうじゃん。なんで今までやってなかったんだ。

どうも自分の人生にはこういうことが多い。周りから勧められた時には興味を持たず、後になって面白さに気づくということが。なんなら今生活の一部になってるサッカーもそんな感じだったらしいからな。みんながやってるのには理由があるんだから、もっと素直にいろいろやってみるべきなのだ。

そういうわけなので何とかして人に声をかけてマーダーミステリーをプレイしたい所存。みんな初見の反応とか好きだろうからさ。新鮮なリアクションを提供する役をやりますってことで、ここはひとつ。